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本を出版しました

建築の工法や構造以上に大切なことは…

大河内工務店社長が著書

香川で家づくりをするなら」を出版

 

 理想の家づくりとは・・・その答えを探して

 私、大河内孝は地域の工務店の社長として、家づくりを通して三豊、ひいては香川を「世界で一番住みたいまち」にしたいと思いながら仕事に励んでいます。
これからの時代、香川で理想の家づくりをするには何が必要なのでしょうか。家づくりにおいて優れた性能や仕様以上に大事なこと。香川で楽しく豊かに暮らしていくためにどうすればいいのか・・・。その答えを探して私はカフェ「木きん堂」にたどり着きました。
「木きん堂」は、全国でも珍しい、工務店が直営するカフェです。「この地域には女性が昼間に寛いだり、仲間で集まっておしゃべりしたりできる場所がない」という声を聞いて、本社敷地にあった古い倉庫を改装してカフェをつくりました。
オープンして8年、「木きん堂」は地域の皆さんの憩いの場として定着し、お客様は平均して2~3時間ゆっくりと過ごしていただいています。このカフェが、地域のコミュニティ復活の拠点となり、当社とお客様の絆を強める役割を果たしてくれています。

 理想の家づくりは地域のコミュニティから

家を建てるということは、一生そこに暮らすという覚悟で決めること。終の棲家となることを念頭に置いて、その土地を選んだわけです。そう考えると、どんな家を建てるのかよりも、どんな地域に暮らして、ご近所にはどんな人が住んでいるのかといったことのほうが、はるかに重要です。

今から45年ほど前、私(大河内孝)が子供の頃、父は大工の棟梁で地域の相談役にもなっていました。そこには地域とのつながり、コミュニティが存在していました。

私が31歳で香川に帰り、家づくりの仕事を始めてから、地域とのつながりがとても希薄になったと感じました。しかしよく聞くと、新しい人たちは地域との関わり方がわからない、つながりをもつきっかけがないというのが本音でした。地域に貢献したい意識はあるけれどどうやって参加していけばいいのかわからないという人が多くいました。
そこで、家づくりに先立って、地域のコミュニティづくりや、新しく家を建てる人がコミュニティに参加するお手伝いに取り組んだのです。

この本では、ここ香川で、幸せで豊かな家づくりをするために、地域のコミュニティ復活や、個々のコミュニティへの参加が重要なポイントであることを当社の取り組み例からご紹介しています。
三豊地区のみならず、香川県の多くの皆様のご参考になれば幸いです。

 

「香川で家づくりをするなら」 目次より


 

第一章 のどかな風景に潜む香川の問題点
  • 過疎化に高齢化 活気が失われていく香川
  • 腕のいい職人が減っている 工務店としての危機感
  • 地域のリーダーを失った町
第二章 自分の感性の原点はここに
  • 伝説の棟梁と呼ばれる父を持って
  • 親への反発
  • 人の顔が見える仕事をしたい
第三章 工務店とカフェのいい関係
  • 人が集まって、工務店の概念が変わった
  • 人が集まって、社員が変わった
  • 人が集まって、私が変わった
  • 人が集まって、地域が変わった
第四章 最後にまとめて家づくりのこと
  • 一応工務店なので、少しお伝えしたい家のこと
  • 家づくりを通して、絆が強まっていく